7月22日(土)、23日(日)に行った災害ボランティア活動。暑さが厳しい真夏日のなか、両日あわせて延べ51名の皆様がボランティアに参加くださいました。この場を借りて心より感謝申し上げます。
こちらでは当日の様子をご紹介いたします。
◆災害ボランティアセンター活動の紹介
【事前準備】
7月19日(水)開設以降、事前に被害にあわれた方々へ訪問・電話により確認していたボランティアニーズの確認、調整、さらなる追加調査等を実施。それらをもとに必要な資機材の準備をしました。
ボランティアの参集方法は、電話・Googleフォームよる事前登録です。前述したとおり、多くの方にご協力いただきました。
これらの情報をもとに、ボランティア派遣を希望する人とボランティア活動に参加する人および資機材のマッチングを行います。例えば、浸水した家財の運び出しがあるから人数は多い方がよい・門扉についた泥を洗い流すために高圧洗浄機が必要など、職員が班編成や配車、資機材必要個数などを考えました。
【当日】
ボランティアの皆様が受付・ボランティア保険加入を済ませたあとは、活動前のオリエンテーションです。注意事項やこれから向かう派遣先の情報等の説明・共有を行います。飲み物・塩分補給タブレット・マスク等を配り、ボランティア要請宅へセンター職員が送迎しました。
◆2023年7月22日(土)活動の様子
初日は特に被害の大きかった2軒を中心に計5軒で活動。主に屋内から家財を運搬したり、泥を出したりする作業を行いました。こまめに休憩を取りながら、少しずつ進めていきます。
ボランティア要請者からは「自分ではどうしようもできなかったから、たくさんの人に手伝ってもらってありがたい」などのお言葉も。ボランティア参加の皆様のおかげでスムーズに片付けができました。
◆2023年7月23日(日)活動の様子
2日目は前日活動での作業未了宅を含む5軒にボランティアの皆様を派遣。5班に分かれて、敷地内の泥出しや清掃、捨てるものの仕分け等を手伝いました。両日ともに参加してくださった方もおり、円滑に活動を行えました。
皆様のご協力をおかげで、2日間ですべての活動を終えることができました。誠にありがとうございます。これをうけ、2023年7月24日(月)に上小阿仁村ボランティアセンターを閉鎖いたしました。
最後になりますが、温かいご支援に深く感謝申し上げます。今後も村民の皆様にとって、よりよい地域になりますよう、上小阿仁村社会福祉協議会職員一同邁進していく所存です。
◆おまけ
当ボランティアセンターでは、ボランティア活動に参加してくださった皆様に昼食を振る舞いました。当社協で月に1度開催している『村民ふれあい食堂(無料食堂)』で腕を振るう調理ボランティアスタッフにご協力いただき、美味しいカレーライスを準備。ボランティア参加者からも好評で、なかにはおかわりをする方も。
また、当日は屋外で立っているだけで汗がにじむような暑さ。熱中症対策の一環として行ったのは、かき氷の提供です。参加者から「久しぶりに食べた」「冷たくて美味しい」などの声が聞こえました。