新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましてはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
日頃より福祉活動に励むボランティアの皆様を始め日赤・社協会費、また赤い羽根・歳末たすけあいなどの共同募金活動に対するご理解・ご協力に心より感謝申し上げます。
昨年はコロナに始まり、特に夏から秋にかけて猛威を振るいましたがワクチン接種と自粛生活の甲斐もあって我が村では一人の感染者もなく一年を終えることが出来ました。反面、東京オリンピックでは多くのドラマが生まれ、大谷翔平選手の歴史的な活躍など明るい話題もありました。
新型コロナウイルスはオミクロン株と型を変えての流行が懸念されておりますが、過度に不安視することなく従来どおりの基本的な対策をしっかりとしましょう。また、この感染症の流行により人の集まる機会がほとんどないという状況が続いており、高齢の方や障害をお持ちの方々にとって更なる孤立化が進みつつあると思われます。
このような状況に鑑み、かねてから検討を進めていた福祉のネットワーク作りを強化し、村・民生委員・集落自治会・婦人会・老人クラブ・その他関係機関のご協力を得て昨年十一月から戸別訪問活動を徐々に進めております。
このような活動を通じて高齢者等の悩みや不安・不便などの把握に努めて安全・安心の生活を目指すとともに地球温暖化により激増している災害にも備えて参りたいと思っております。
皆様の個人情報は厳格に守りますので職員の訪問、声かけなどの際は気軽に応じ、悩み事などを一人で抱え込まないよう何でもお話ください。
今年のテーマとしてはご自分に見合う頭と体の運動、また、支援する人もこれを受ける人も常に「笑顔」で接し、心と体の健康を保ちましょう。
結びに、今年こそ感染症対策が進み、皆様にとって健やかな年となりますようお祈り申し上げます。
上小阿仁村社会福祉協議会
会長 萩野芳昭